総体順位決定 対  旭丘高校

5月5日に、総体名北予選順位決定戦があり、旭丘高校と戦いました。
結果は、12-69で負けてしまいました。旭丘高校との試合の前まで、総体予選1勝2敗、旭野高校、高蔵寺高校に敗れたものの、結果、ゲームの内容、どちらをみても成長の感じられる試合でした。その中での旭丘高校との試合。前半、2トライを取られましたが、すぐに取り返し12-12の同点。しかし、さらに2トライを取られ12-24で前半を終えました。
後半、前半ほどの勢いがなく相手に攻め込まれ、ほとんどが自陣でのプレー。チャンスでも、ノックオンなどのミスで得点できず、後半は1点も取ることができませんでした。後半だけでも相手に45点取られました。
最近の試合の結果を見てもそうですが、後半の失点が多いように感じます。スタミナ不足も理由の1つではあると思いますが、1番大きいのは、選手達1人1人のメンタルの部分や勝つという気持ちにあると思います。自分たちに流れがきてるときはよくても、失点が続いていたり、逆境のとき、立て直すことができずそのまま引きずってしまう。それに、チームとして試合に勝つという経験値が少ないため、勝ちきれないということもあると思います。
今回の試合、ラインメイクについてはDFラインを整えることを意識していてよかったと思います。しかし、ピラーのディフェンスがいないという声も聞こえました。一発のラインブレイクからそのまま走られてトライされる場面もありました。ピラーのディフェンスは最近の練習で最も力を入れて取り組んだ部分です。もっとそこのコミュニケーションをとることで、簡単に抜かれないDFにしていかなければいけないと思います。
それに、失点の多くは、守って守って守りきれずの失点というより、自分たちのミスからの失点です。簡単なハンドリングエラーやサポートの寄りが遅くターンオーバーされる。どれももったいない失点ですです。これらのミスを減らし、マイボールの時間、敵陣でのプレーの時間を増やすことができれば、失点を減らし、得点へとつなげることができます。
総体での4試合を通して、選手達それぞれ感じたことがあると思います。それを忘れず、心の隅に置いてこれからの練習に取り組んでほしいです。
そして、幸いにもチームとしても課題がたくさん見つかりました。それをそのままにするのではなく、その1つ1つを修正していくことでレベルアップしていってほしいです。
逆に、成長した部分もたくさん見ることができました。そこは自信を持ってほしいです。今できてるところはそのまま続けて、できてないところは、失敗しても何度も繰り返す。やろうとしなければなにも変わりません。
そして今回の試合を通してわかった1番の課題。いかに辛いときこそ声を出し続けられるか。最後まで強く気持ちを持ち続けられるか。普段からの積み重ねだと思います。いつもできてないことが、試合のときだけできるなんてことはありません。普段からの練習でも意識して、次へ、次へとつなげていきましょう。
最後になりましたが、応援に来て下さった皆様、旭丘高校の皆様、ありがとうございました。